新米ママの親バカ育児日記と乳がん治療


by piyomam

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出産!!

12月25日、ぴよっち出産!!

手術のためのスペースに行って、じわじわと【今日が手術】という実感が・・・。部屋があったかかったせいか寝不足のせいか、麻酔準備の時にものすごい睡魔が。麻酔科の先生の指示に従ったり、感覚を伝えないといけないのに、ちゃんとできなかったらどうしよ~って一番緊張した場面。

不安や怖さを感じるたびに、『Hey Jude』を繰り返し頭の中で再生して自分を励ます。実際の手術室ではどなたのチョイスか分からないけど、サザンオールスターズの曲ばかりがずーっとかかってた。なので、私の出産思い出の曲はサザン(笑)

手術に入ってからは何の感覚もないために進行状況も分からず、「頭が出てきた!お腹押して!」の声が聞こえたところで現実に帰ってきた感じ。びっくりするくらいグイグイとお腹を押され、ぴよっちがお腹から取り出されて、元気な産声が即聞こえてきて思わず涙。(あー、あー、ってカラスっぽかった・笑)ちょっとだけ対面。触ってもいいと言われても、どこをどう触っていいのか恐る恐るになっちゃった。そのままぴよっちは違う部屋に連れて行かれて、私のお腹を閉じる作業に。

手術が終了するまで意識を保ったままにさせてもらっていたので、ベテラン先生と新米先生のコンビの会話をず~っと聞いてた。ベテラン先生が褒めたり注意したりするたび、一喜一憂したけど(笑)
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by piyomam | 2009-03-09 13:38

入院から手術へ

12月23日(祝)、人生の中で初入院。今まで入院も手術も縁がなく、健康でいられたことに改めて感謝。

早産にならないために点滴をしている人達と同じ大部屋に入った。自分は全く早産の兆候がなかったので、こんな風にずっと点滴をつけながら入院している妊婦さんがいることも意識したことがなかった。本当に私の世界は狭い。みんないい人ばっかりで、25日の手術の朝までの2泊3日間、とても楽しく過ごせた。

安産部屋って言われてる部屋だとのことで、手術の時にみんな使っていくというお守り(朝日の写真)を貸してもらえた。

いよいよ手術!母子共に調子は良好。緊張するけど、ぴよっちに会えることだけを楽しみに考えて乗り越えよう!同じ階にある出産を終えた母子がいる大部屋から、いろんな赤ちゃんの泣き声が聞こえてくる。声のトーンもリズムも本当にみんな個性的。ぴよっちはどんな声で泣くのかな~。肺の機能の発達を促すという筋肉注射も2回受けたし、機能がバッチリになってるといいな!
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by piyomam | 2009-03-09 13:00

ゴスペルコンサート

12月22日。所属しているゴスペルクワイアのコンサートで、休会前に思い切り歌った。お腹の中のぴよっちもとってもいい子で、今できるすべての力を込めて全曲歌いきることが出来た。

コンサート後の身内だけのショーケースの中で、私の病気のことや入院のことを知っている先生が冗談ぽくだけど、『Hey Jude』を私に捧げてくれた。早期の帝王切開を決めてからも、35週にならないと肺の機能や腎臓が完成しないと本で読んでは、ぴよっちに障害が出たらどうしようとか、やっぱりお腹切るの怖いとかあれこれ考えてぐじぐじ悩んでた。でも、「悪くとるんじゃない、、怖がるんじゃない」っていうメッセージをもらえて本当に本当に嬉しかった。(実際は恋に臆病になっている人を励ましている歌なのかもしれないけど、出産に臆病になっている私も励まされました)

いよいよ、明日は入院だ。
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by piyomam | 2009-03-09 12:30

帝王切開

12月18日の診察で、今後の予定が決定した。12月23日に入院して12月25日に帝王切開手術。
妊娠中のため受けられなかった検査も早くできるようになって、転移がなければ安心だし、あったとしてもでき得る最善を尽くしたと言えるだろう。検査が遅くなって転移してて、もう少し早かったら違っただろうかと後悔するよりはきっといいだろうと納得する。

でも、帝王切開の傷跡をネットで見て、めちゃめちゃ怖くなった。ピアスもダメなくらい自分の体に傷がつくのに怯えるタイプ。不安で怖くて気持ち悪くなったら、お腹までキューッと張って痛くなった。ぴよっちにもストレスだよね・・・。あ~~、逃げ出したくなる。

だけど、帝王切開でもぴよっちの産声が聞けるし顔も見れると聞いて、ほっとしてウルッときた。おっぱいだって飲ませてあげたい。大事な大事なかわいいぴよっち。
一緒にお風呂に入った時、傷跡見せて「ここから産まれてきたんだよ。」って言ったらびっくりするだろうな。
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by piyomam | 2009-03-05 14:29

ふ~

もともと、椎間板ヘルニアとか坐骨神経痛とかって診断されたこともあり、足腰丈夫な方じゃない。お腹がどんどん大きくなるにつれ、右尻に激痛が走ることしばしば。
放射線治療をしたところは感覚がなくなることもある、というようなことを本で読んで、痛みとかかゆみとか冷たい、熱いなど不愉快に思う感覚も、生きている証拠、ありがたいものなんだなぁとしみじみ思う。

今まで自分は多数派に所属してきたのに、乳がんが発覚して、ガラッと少数派になった気がする。多くの人が経験しないことを選んで経験しているような・・・。この人生経験の積み重ねが自分には必要ってことなのかなぁ。修行?今まで自分が想像もしたことなかった人達や物事について考えるようになった。今までの自分は【当たり前】の枠が狭かったかも。自分が今ここにいること。空気を吸い込むことができ、それが細胞の隅々までいきわたってくれること。そんな今まで当たり前だと思っていたことさえも、ありがたいことだと感じる。当たり前なんてものは、本当はないのかもしれない。
これからでっかくて深い人間になれるかなぁ。
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by piyomam | 2009-03-05 14:10

サバイバー希望

気持ちが前向きになっている時は、もろもろ乗り越えてゴスペルの仲間とHow I Got Overを高らかに歌うぞ~!とか、ワクワクすることを考えるけど、元気に闘病していた人が亡くなったというのを、本で読んだりネットで見たりすると、やっぱり死んじゃうかもしれない病気なんだ・・・。死にたくないよぉ。と涙があふれてくる。
まだなんの治療も始まっていないけど、がんを克服して、新たに不安な思いをしている人たちの励みになるような存在を目指したい。

そのためにも、ぴよっちには申し訳ないけど、早めの出産と治療開始は望ましいだろう。私のがんは進行が速いタイプで、女性ホルモンを栄養にして育っていくので、妊娠を継続することはぴよっちを育てることでもあり、がんを育てることでもある。ずっと、ずーっとぴよっちと一緒にいるためにも、一つの体でいる期間が少し短くなっても、長い目で見るときっといい結果になると信じよう。なんだかぴよっちは双子みたい。ぴよっちとグレ。光と影。私の中で育っている存在。



この曲はワシントン大行進でMartin Luther King, Jr牧師が「I have a dream」の演説をした時に、Mahalia Jacksonも歌った歌で、乗り越えたぞ!っていう喜びの歌です。
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by piyomam | 2009-03-05 13:55

ごめんね。

乳がんが疑われた時、遺伝的要因も大きいと本で読んでいたので、近親者に乳がんの人がいるかと尋ねられ「いいえ。」と答えるたびに、だから私もきっと大丈夫!と思っていた。
なので、いざ乳がんってなった時にぴよっちに申し訳なく思った。女の子だろうと言われているぴよっちが、将来罹患する率を高めてしまい、「近親者に~~」という医師からの質問に「母が・・・」と答えるのは、不安を倍増させて恐怖心が募るだろう。ぴよっち、本当にごめんね。
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by piyomam | 2009-03-05 13:44

晴天の霹靂 2

自然分娩を待つか早く出産するかで悩むくらいなら、予定通り里帰り出産にしとけばよかったとか、これさえなければと胸をえぐってやりたいとも思った。けど、妊婦さんが交通事故で亡くなったり、自宅で生まれた未熟児が亡くなってしまったニュースを見て、自分はなんて不幸なんだと思っていた視野の狭さを恥じた。選択肢も与えられず、十分なサポートも得られず、無念な思いをしている人もいる中で、自分には選択肢もあり、手を貸そうとしてくれる人もいる。それなのにそのありがたさを無視するどころか疎んじたりして・・・。本当に、ごめんなさい。ごめんなさい。

翌朝目が覚めた時スーッと、ああ・・・12月25日、神様の誕生日に生まれるのも悪くないかも、と思った。神様がきっとぴよっちのことも私のことも守ってくれる。
がんが分かってから、しこりがどんどん大きくなるんじゃないか、体中に広がっていくんじゃないかという不安をいつも感じて、恐る恐る触ると存在感が増しているような、暴走しているようで恐ろしかったグレも「早くボクを何とかして!のんびりしてちゃダメだよ!」って警告してくれてたのかもって。そんな考えが浮かんできた。

私は何事かあった時、まず感情が先に立って、体中をぐじゃぐじゃな気持ちが駆け巡って、涙がどんどん出ちゃうみたい。でもいっぱい泣いてすっきりすると、理性が考えをまとめだしたり、感情も納得して穏やかになり、スーッとしみこむみたいに新しい感覚が生まれてくる気がする。きっとこれが、私が物事を整理して行動に移していくために必要なプロセスなんだなぁ。

縁あってゴスペルを歌っている私の子どもがクリスマス生まれ。うん、悪くないかも。
でもまた心配事。出産の方法を確認してなかった。陣痛促進剤なのか帝王切開なのか。ぜひぜひお腹は切りたくないよぉと思っていたけど、確認すると帝王切開とのこと。「どうせ胸も切るんだし、お腹切ってもそう違わないかぁ・・・。」と言ったとたん涙が・・・。もし年明けだったら切らずにすむのかなぁ・・・。
『たまひよ』の帝王切開のページを読むとイメージがつかめて少し落ち着いた。
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by piyomam | 2009-03-05 12:21

晴天の霹靂 1

乳がんと診断された時点で里帰り出産の予定を変更。治療してもらう病院で出産できるようにしていた。1月末の出産後、1ヶ月検診が終わったぐらいの頃に検査の予約もとって、出産を待つばかりにしていたのに。

12月25日に産んで、早めにがんの治療を始めるのはいかがですかと産婦人科の先生から提案の電話があった。まずは自然に産んで、治療のことはそれから考えようと思っていたので混乱してしまった。
早産の兆候もなくいい子ですくすく大きくなっているぴよっちを無理やり取り出すなんてイヤ!あともうちょっとで産まれてくるのに!お腹の中で動くぴよっちが愛しくて、残りの時間を惜しむような気持ちで過ごしてたのに奪われてしまう!これから治療のために体を切ったり、毒のような薬を入れたりと、自然じゃないことをしないといけないのに、出産まで自然じゃなくなるなんて!妊娠線ができないようにケアしてたのに、でっかい傷がついてしまうんだろうか・・・。

いろんな思いが渦巻いて感情がイヤイヤして、お風呂に入ってもダンナに話しても涙が後から後からあふれてくる。
がんが分かった時ダンナに「これから泣いたり怒ったり八つ当たりしたりすると思うけど、なだめようとしたり意見しようとしたりしないでね」とお願いしておいた通り、ダンナは黙って見守っててくれる。私が落ち着いてくると、「ぴよっちも大事だけど母体も大事。ぴよっちが少し早く生まれてくることで、一緒にいられる時間も長くなるよ。」と言ってくれた。
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by piyomam | 2009-03-05 11:53

ウィッグ

12月13日、銀座でウィッグの展示会があるとの情報をダンナがネットで見つけた。ので、早速行ってみる。ショートのウィッグ、とっても自然でダンナも私も一安心。でもめちゃめちゃ高額!ツルッとなるのはつらいけど、カットもカラーリングもいらず寝グセもつかないからいいとこもあるかなぁ。

翌12月14日、自宅から3駅程のところにウィッグを見に行く。値段も昨日見たものの半額以下で、質もいい。メンテナンスもしっかりしてるし、何より通いやすい。よーし、ウィッグはここで決まり!なんかウィッグつけるのが楽しみになってきた。
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by piyomam | 2009-03-05 11:22